【大学職員が解説】大学の「推奨PC」は高い?→実は、それが一番賢い選択である、たった一つの理由。

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PC選びで、数十万円をドブに捨てていませんか?

こんにちは、「大学職員パパ」のシュウです。

大学のレポート作成、オンラインでの課題提出、そして、これからの就職活動…。
今や、大学生にとって、パソコンは「無くてはならない、最強の文房具」の一つです。

しかし、いざ家電量販店に行くと、無数の機種が並んでいて、「一体、どれを選べばいいんだ…?」と、途方に暮れてしまいますよね。
何十万円もする高い買い物をしたのに、4年間、後悔し続けるのは、絶対に避けたいところです。

この記事では、大学で“指定パソコンの導入”にも携わってきた僕が、大学生のパソコン選びに関する、あらゆる疑問と不安に、本音でお答えしていきます。

結論:迷ったら、大学の「推奨PC」を選びなさい

最初に、僕がこの記事で、一番伝えたい結論からお話しします。
4年間、安心して大学生活を送るための、最も賢いパソコン選び。

それは、基本的には、大学が案内する「推奨PC」を購入することです。

「え、でもじゃないか」 そう思いますよね。大丈夫です。
その「なぜ高いのか」のカラクリと、それでもなぜ「推奨PCが賢い選択」だと言い切れるのか、その理由を、今から丁寧にご説明します。

家電量販店のPCに潜む「見えないコスト」

「推奨PCは15万円もするけど、家電量販店なら、似たようなスペックで10万円で買える!」 これは、多くの親子が陥る、危険な罠です。

考えてみてください。もし、その10万円のPCが、大事なレポートの提出前夜に、突然壊れたら? 修理代に数万円、修理期間は数週間、その間はもちろんPCは使えません。

特に、多くの大学生が経験するのが、自転車での通学による故障です。
毎日、リュックサックに入れて自転車で通学する。
その振動は、あなたが思う以上に、精密機械であるPCにとっては大きな負担です。
4年間、一度も故障しない、と考える方が、むしろ不自然なのです。

その時かかる修理代や、PCが使えないことによる機会損失は、「見えないコスト」として、最初に節約したはずの5万円を、簡単に上回ってしまいます。

大学の「推奨PC」は、本当に「高い」のか?

「大学が推奨するPCは高い」 多くの人が、そう思い込んでいます。
しかし、少し冷静に考えてみてください。

大学が、何百人、何千人という新入生のために、同じ機種のパソコンを一括で発注するのです。
個人が家電量行店で一台だけ買うのと、どちらが安くなるか。答えは、言うまでもありませんよね。

そう、PC本体の価格は、一括購入による割引で、市販のものよりむしろ安くなっている可能性が高いのです。

では、なぜ、それでも支払う金額は高くなるのか。 その価格の正体こそが、「4年間、あなたの大学生活を守り続けるための、手厚い保険料」なのです。

大学の推奨PCには、多くの場合、「4年間の動産保険」が付帯しています。
これは、故障の原因が、自分の不注意(例:PCを落とした、水をこぼした)であっても、自己負担なく、無償で修理してくれる、非常に手厚い保険です。

「本当に、そんな保険に価値があるの?」と、まだ半信半疑の方もいるかもしれませんね。

ここで、僕が大学で実際に経験した、ある事実をお話しします。
以前、僕の大学でも、保護者の皆さんの声に応え、「動産保険付きプラン」と、それを外した「保険なしの格安プラン」の2つを用意したことがありました。

結果、どうなったと思いますか? 
購入されたPCの、9割以上が、価格の高い「動産保険付きプラン」だったのです。

これこそが、多くの先輩保護者たちが、4年間の「安心」に、ハードウェアの価格以上の価値を感じている、何よりの証拠なのです。

意外な落とし穴「Microsoft Office」の有無

さらに、推奨PCが結果的に割安になる、もう一つの大きな理由があります。
それは、レポート作成や発表で必須となる「Microsoft Office(Word, Excel, PowerPoint)」のライセンスです。

大学の推奨PCには、多くの場合、在学中の4年間有効なOfficeライセンスが最初から付いています。
もし、家電量販店で買った安いPCにOfficeが入っていなければ、別途数万円を払って購入しなければなりません。

ハードウェアの価格だけでなく、こうしたソフトウェアの費用や、4年間の保証まで含めた「総額」で判断することが、最も賢い選択なのです。

【大学職員が厳選】PCと“一緒に買うべき”、必須の周辺機器7選

さて、あなたのPCが決まったら、次に、大学生活を何倍も快適にするための「相棒」たちを揃えましょう。
僕が、大学職員として多くの学生を見てきた中で、「これは絶対に持っておくべきだ」と断言できる、必須の周辺機器を7つ、厳選してご紹介します。

① ワイヤレスマウス

レポート作成や、プレゼン資料の作成など、大学ではPCでの細かい作業が非常に多いです。
備え付けのトラックパッドだけでは、必ず、手首が疲れてしまいます。
静音タイプの、小型のワイヤレスマウスが一つあるだけで、作業効率は劇的に向上します。

おすすめモデル: Logicool M240 Silent

② 衝撃吸収タイプのPCケース

「自転車通学の振動」は、PC故障の大きな原因です。
何十万円もする、あなたの「投資」を守るためにも、衝撃を吸収してくれる、しっかりとしたPCケースは必須です。PCのサイズに合ったものを選びましょう。

おすすめモデル: エレコム 衝撃吸収 ZEROSHOCK

③ USB-Cハブ

最近の薄型ノートPCは、USBポートの数が、非常に少ないです。
USBメモリや、外部モニターを接続する機会がある大学生活では、ポートを拡張する「USB-Cハブ」がなければ、何もできなくなります。

おすすめモデル: Anker 5-in-1 USB-Cハブ

④ ノイズキャンセリング・イヤホン

大学の図書館や、カフェで集中して勉強したい時。
周りの雑音を消し、自分の世界に没入できる「ノイズキャンセリング・イヤホン」は、今や大学生の必須アイテムです。

おすすめモデル: SONY WF-1000XM5

⑤ ノートPCスタンド

自宅の机で長時間PC作業をしていると、気づけば猫背になり、肩や首が凝り固まっていませんか?
ノートPCスタンドを使えば、目線が上がり、正しい姿勢を保つことができます。

おすすめモデル: BoYata ノートパソコンスタンド

⑥ 外部ディスプレイ

自宅でのレポート作成の効率を、爆発的に高めてくれるのが、この外部ディスプレイです。
「左の画面で資料を見ながら、右のPC画面でレポートを書く」といった、快適な作業環境が手に入ります。24インチ前後の、フルHD解像度のものが、価格も手頃でおすすめです。

おすすめモデル: Dell S2425HS-R 23.8インチ モニター

⑦ 無線LANルーター

オンライン授業や、課題のダウンロード・アップロードなど、大学生活は、安定したインターネット環境がなければ成り立ちません。
最新の高価なモデルを追う必要はありません。
まずは、多くの製品で採用されている「Wi-Fi 6」という規格に対応した、手頃な価格のモデルを一つ、確実に導入しておきましょう。

おすすめモデル: BUFFALO WSR-1500AX2

まとめ:PCの値段とは、ハードの値段+4年間の安心料である

今回は、大学のPC選びという、多くの親子が悩む問題について、内部の人間だからこそ知る「本当の価値」の視点から解説しました。

一見すると高価な大学の「推奨PC」。
その価格の正体は、PC本体の値段だけでなく、「4年間の安心を手に入れるための、保険料」でした。

目先の安さだけで判断するのではなく、4年間という長い期間を見据えた、賢い選択をしてほしい。
それが、僕がこの記事で、一番伝えたかったことです。

この記事が、あなたの後悔のないPC選びの、一助となれば嬉しいです。

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